長距離走者のひとりごと

DCT−65190が鉄道趣味とマラソンと京都サンガ、そして日頃思った事を書き込んでいます。
(容量の関係で、アップ後1年前後を経過した日記の画像は削除している場合があります)
「長文の」和歌浦ベイマラソンwithジャズ
遅くなりましたが、和歌浦ベイマラソンのレポートを。


●現地入り、そしてスタート●
南海と和歌山バスを乗り継いで現地入りしたのは午前7時30分過ぎ。
予報ではくもりでしたが、実際は小雨でした。
そして駐車場は参加者の車でごった返し、マリーナシティへ通じる道路は大渋滞。
スタート時間はハーフは2時間、5キロと2キロにいたっては4時間以上もあるというのに。

その後着替える為に更衣室になっていたWAVEの中へ。
最初はガラガラだったんですが、ウォームアップを済ませて8時30分過ぎに戻ると、
5キロの参加者が加わったこともあって足場がないくらいの大混雑でした。

9時15分過ぎにスタート地点へ。
タイムはそんなに早く申告しなかったはずなのにスタートするブロックはなんと一番前でした。
さすがに先頭には並ばずに、最後方で待機しました。


●小雨の中をラン●
9時30分にスタート。
ハーフのコースはポルトヨーロッパのまわりを一周し、
まずは国道42号線との合流付近の第1折り返しへ。
その後走った道を戻ってサンブリッジ近くの第2折り返しへ向かい、再び戻って国道42号線を経由して片男波へ。
そしてゴールのマリーナシティへ。
しばらくは同じ道を行ったり来たりしているだけでなく、はるか前方に片男波が見えるので
「あそこまで走らなアカンのかあ」という後ろ向きな気持ちに打ち勝つように心がけました。

サンブリッジを渡り終えてペースを確認しましたが、
キロ4分20秒前後といつもより早いペース。
でもまわりのランナーは私と同じペースか若干速く、抜かれることはあっても抜くことはほとんどありませんでした。
しかしここで雰囲気にのまれてペースを上げると、後でつぶれることは確実だったので
マイペースで走ることを心がけました。

途中でジャズやハワイアンを聴きながら走り抜け5キロ過ぎの第1折り返しを通過。
再び走った道を戻って今度はサンブリッジ近くの第2折り返しへ。
行きと違って車のわだちが深く、あちこちに水たまりがありました。
また後続のランナーとすれ違う格好になりましたが、その数の多いこと。
2時間前後のランナーは明らかにダンゴ状態で、追い抜くことも難しいように感じました。

第2折り返しを過ぎたあたりで集団はかなりばらけて走りやすくなりましたが、
ここでもマイペースを心がけました。
次に向かうは、はるか先に姿を現している片男波へ。
このあたりから雨のせいでシューズの中に水が入り、
フォームがおかしくなってスピードが若干落ちるようになりました。

後続にゆっくり抜かれつつもマイペースで走っていると10時頃に片男波をスタートした10キロのランナーが
ものすごいスピードで駆け抜けていきましたが、
ダンゴ状態のハーフのランナーをよけながら走っていたので、精神的にストレスがたまりそう。

11キロ過ぎで国道42号線と合流。
後述する片男波と共に沿道の応援は大きく、勇気付けられました。
コースは2車線のうち1車線を使い、さらに半分に分けていたので自然と1列で走行するようになりました。
ただ10キロに参加しているランナーは窮屈そう。

1キロほど走って片男波へ。
アートキューブでのライブを聴きながら料金所を通過し、片男波海水浴場の細長い駐車場を1周、
距離にして約2キロほど。
広々とした駐車場だったので混雑することはなく、走りやすかったです。
また水が入ったシューズの感触にもようやく慣れ、ようやく本来の走りができるようになりました。
それと海水浴場のジャズステージはスピーカーを併設していたので大音響でした。

再び料金所を通過。
あとは来た道を戻ってマリーナシティへ。
このあたりから前半で足を使い果たし、バテ気味のランナーを見るようになりました。

ダンゴ状態のハーフのランナーとすれ違いながら国道42号線を走り、海岸沿いの道へ。
集団はかなりばらけたので片男波で上げていたペースをさらにペースアップ。

18キロあたりで最後の給水。
このあたりから10キロに参加の遅いランナーと合流。

19キロあたりで高低差のあるサンブリッジに差し掛かりましたが、
足にダメージを負っていなかったのとスタミナにまだ余裕があったので難なく上りきることができました。
サンブリッジの頂上に達すると、あとは下ってゴールへ向かうのみ。
残り距離は約1.5キロ。
下りに差し掛かり、途中でつぶれるのを覚悟の上でラストスパート。
10キロのランナーはもちろん、ハーフのランナーも抜いていきました。

ポルトヨーロッパのまわりを走っているときもペースは落とさず、
最後の直線でさらにダッシュ。
そしてゴール。



●ゴールの後●
みかんと梅干、そしてヘルシアウォーターを受け取って完走証を発行するテントへ。
タイムは1時間37分44秒
総合では2576人中409位
部門別(ハーフマラソン男子 高校生〜39歳)では1025人中200位
この大会のハーフではベストタイムで走ることができました。

何回かこの大会には参加していますが、ジャズを含む音楽を聴きながら走るのは楽しいし、
苦しい時には気分を紛らわせるのにちょうどいいことを認識しました。
かといって普段の練習の時にipodを装着して走ろうとは思わないですね。
イヤホン越しに聴きながら走るのはちょっと・・・。
まわりの音が聴きづらくて危ないし。


●予想通り大渋滞●
その後5キロや2キロのスタートを眺め、わかやま館で土産を買い、
「紀州よさこい焼豚バーガー」やソフトクリームを食べて13時10分過ぎにバス乗り場へ。
13時に交通規制が解除されたこともあって2本の道路は大渋滞で動く気配はなし。
海南行のバスはちゃんと来るんやろか?
まあクルマ社会な和歌山県なのと、マリーナシティへ通じる道路は2本しかないからある意味仕方ないけど。
関係ないけど南海貴志川線(わかやま電鉄)の廃止反対理由のひとつに、
「バス転換すると和歌山市内で渋滞に巻き込まれ、定時運転ができない」というのがあったけど
この光景を見たら納得。
まあこっちは例年バスで現地入りしているから「バスが遅れる」以外は痛くもかゆくもないけど。
これからどうなるんやろか?参加者は年々増え続けているのに。特にクルマ利用のランナーは。
#第1回は6000人以上が、今回(第8回)は12000人以上がエントリー

乗車するバスは13時38分の発車でしたが案の定大渋滞に巻き込まれ、
到着したのは5分後。乗客を乗せると即発車。
心配していた渋滞ですが、国道42号線に入ると田辺方面はガラガラ。
ただ和歌山方面は大渋滞で、黒江あたりまで続いていました。



●はるか救済列車「くろしお18号」●
予定より10分以上遅れて14時8分に海南駅前に到着。
次に乗車するのは「くろしお18号」。
定刻の14時37分に381系6連のくろしおが到着。
私が乗車したのは4号車7番D席。
シートピッチが拡げられて側面の冷房ダクトが干渉する関係で
後ろの6番の座席は通路側だけしか座席がありませんでした。

久々の381系。
最後に乗車したのは確か10年ほど前。
今となっては時代遅れな381系の自然振り子方式の傾きや高速運転を満喫しつつ、
走ったご褒美にビールで乾杯。

和歌山で予想以上の利用があり、日根野を発車したあたりでビールの酔いで眠ってしまいましたが、
しばらくして車内放送で目が覚めました。
なんでも島本駅で人身事故が起こり、その関係で先行していた京都行「はるか」の運転が鶴ヶ丘で打ち切られ、
その乗客を救済する為に「くろしお」は臨時停車するとのこと。

運転士との打ち合わせの関係で鶴ヶ丘のホーム手前で一旦停車し、ゆっくりと入線。
待避線には「はるか」、ホームにはその乗客と長居で行われたサッカーの観客でごった返していました。

「はるか」の乗客だけを乗せ、ほぼ満員の状態で鶴ヶ丘を発車。
そして天王寺には3分遅れで到着。
短かったようで長かった「くろしお」乗車でした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
次回のマラソンは11月23日の福知山マラソン。
種目はもちろんフル。
目標は4時間以内の完走。途中での失速を極力控えること。
そして笑顔でのゴール。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第2回、休みが合えば参加可能です^^
| DCT−65190 | - | 23:36 | comments(2) | - |
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< November 2008 >>
+ SELECTED ENTRIES
+ RECENT COMMENTS
+ RECENT TRACKBACK
+ ARCHIVES
+ LINKS
+ PROFILE