長距離走者のひとりごと

DCT−65190が鉄道趣味とマラソンと京都サンガ、そして日頃思った事を書き込んでいます。
(容量の関係で、アップ後1年前後を経過した日記の画像は削除している場合があります)
24時間リレーマラソン@舞洲スポーツアイランド(後編)
更新するのがかなり遅くなってしまいました(汗

16時30分頃に別件の用事の為に一旦舞洲を離れ、
再び戻ったのは21時30分過ぎ。
会場周辺は漆黒の闇に包まれていましたが、
リレーマラソンの会場だけは薄暗かったものの熱気だけは昼間と変わりありませんでした。

再合流してしばらく経ってから1周走りましたが、ここからは
「暗闇でも目立ちやすい(タスキをつなぎやすい)」
という自分自身の判断で上半身を
「黒Tシャツ」から「京都サンガの赤/紫ユニ」
に着替えました。
確かにロゴやエンブレム、ナンバーに光る素材を使ってるのか、暗闇でも目立っていました。
それとリフレッシュした身体で走ったからか、会場の雰囲気に呑まれてテンションが高くなったのか、
昼間以上のスピードで走ることができました。
ナイトラン、気持ちよかった^^

1周を走り終えて、汗だくのままでテントへ。
そして夜間は睡眠時間確保の為に「ひとり1周」から「ひとり2周」に。
次の出番まで約2時間後でしたが、仮眠をとってしまうと走りに影響が出ると思い、
ベンチに座って過ごしました。
それでも時々ウトウトしたけど。
しかし、まわりのテントの賑やかなこと。
バーベキューをしていたかと思えば、トークで盛り上がっているグループも。
とても午前0時を過ぎた真夜中とは思えませんでした。
それと会場には心地よい風が吹き、熱帯夜とは無縁でした。

午前2時前に出番が来たのでスタート地点へ。
真夜中になっても熱気は相変わらず。
むしろ仮装ランナーが別の意味でエスカレートしてました^^;

そしてタスキを受けて2周のラン。
さすがに1周目は様子見で抑えましたが、2周目のペースは相変わらず。
普段から夜勤をこなしているとはいえ、ちゃんと身体が動くかどうか気がかりでしたが、
そんな心配は無用でした。
そしてコースから見える神戸の夜景はきれいでした^^

汗だくになってテントに戻り、次のランまで仮眠。
汗を拭いて水分を補給し、京都サンガのウェアのままでテントの中で横になりました。
アリが身体を這ってきたり、まわりのテントが賑やかで時々起きたりはしたけど、
思ったほど暑くなかったこともあってまあ熟睡したほうかな、と。
しかしハイテンションになってるのか知らないけど、最近の20代は元気やね。

4時40分過ぎに起床。
肌寒かったのか無意識にバスタオルを被って寝ていました。
次の出番まで時間があったので身体を目覚めさせる意味で会場周辺を散歩しましたが、
空は徐々に青くなり、薄雲がかかっていました。
暗闇の中を走るのを期待していただけにちょっと残念。
会場では多くのランナーがコースを走っていましたが、
どのランナーも元気でとても午前5時前の光景とは思えませんでした。

5時20分頃に出番がやってきてコースを2周ラン。
前回の真夜中ランと違ってテンションはちょっと下がり気味でしたが、
それでも楽しく走ることができました。
・・・ただ、路面には真夜中に散歩してたであろう大量のミミズがとんでもない姿になってましたが--;

走り終えてテントに戻ると、曇り空で風が吹いていたので肌寒く感じました。
このまま過ごしやすい気候が続くのかな?と思いましたがそんなことはなく、
太陽が雲の切れ間から顔をのぞかせるとギラギラと容赦なく照りつけてきました。

再び周回数は2周から1周へ。
炎天下で走りづらく、しかもジワジワとダメージを受けて身体は重くなっていましたが、
それでも1.7kmを8分切るペースで走りました。
そして声援も徐々に大きくなっていきました。

リレーマラソンが始まってから23時間後の17日11時、残り時間はあと1時間。
順番が回ってきました。そして私のラストラン。
ここでウェアを再び黒Tシャツに着替えました。

そしてタスキを受けてラストラン。
大きかった声援もヒートアップし、タッチを求める沿道のランナーの数も増えていきました。
正直言って両足は限界を迎えようとしていましたが、
声援を受けながら走ると身体のだるさはどこかへ行ってしまいました。

丘の上を走り、1km地点の標識を過ぎ、給水ポイントを通過して下り坂へ。
手を出す沿道のランナーひとりひとりにタッチしながら転がるように下っていきました。
やがてコースがフラットになるとコースの両側には多くのランナーが。
さすがに両手を出してのタッチはスピードが落ちてしまうので
左手だけを出してタッチしながら走りました。
手を差し伸べる人たちの最後尾の人だけは思いっきり手の平を叩いちゃいましたが(^^;

11時30分前に次の走者にタスキを渡し、ここで私の出番は終了。
それからは応援に回りました。
ラストランは箕面STさんだったので沿道へ向かいましたが、もうすぐ終了ということもあってか、
サイクルロードレースの山岳コースで応援するギャラリーじゃないけど、
コースまで押し寄せて幅が狭まり、多くの人垣ができていました。

12時前に箕面STさんを応援した後、どこからともなくカウントダウンのコースが始まり、
12時になった途端、あちこちから拍手や歓喜の声があがりました。
約5時間ほど会場から離脱した私でもうれしかったくらいだから、
24時間ずっといた人もっと感激しただろうなあ・・・。

ゴールした後は記念撮影やテントの撤収を終え、会場を離れたのは13時30分過ぎ。
メンバーの車で西九条駅まで送ってもらい、妻の実家に立ち寄ってから自宅には23時過ぎに戻りました。

初めての夏のマラソン大会、初めての24時間リレーマラソンということで不安でしたが、
参加して楽しかったです。
確かに酷暑にはやられそうになりましたが、それでも参加してよかった、と思いました。
来年も参加してみたいと思いました。今度は会場を離れることがないように・・・。


最後に私の全記録を。
12周目:7分30秒:13時38分23秒通過
23周目:7分23秒:15時8分39秒通過
32周目:7分27秒:16時21分8秒通過
74周目:7分29秒:22時25分12秒(以上1周交代)

95周目:8分23秒:1時44分56秒通過
96周目:8分00秒:1時52分56秒通過
119周目:8分19秒:5時34分00秒通過
120周目:8分00秒:5時42分00秒通過(以上2周交代)

134周目:7分32秒:7時48分17秒通過
146周目:7分48秒:9時33分44秒通過
159周目:7分48秒:11時24分28秒通過(以上1周交代)



この大会を誘ってくれただけでなく、写真やデータなどをメールで送ってくれた箕面STさん、
ありがとうございました。
| DCT−65190 | - | 23:58 | comments(2) | - |
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< August 2011 >>
+ SELECTED ENTRIES
+ RECENT COMMENTS
+ RECENT TRACKBACK
+ ARCHIVES
+ LINKS
+ PROFILE