長距離走者のひとりごと

DCT−65190が鉄道趣味とマラソンと京都サンガ、そして日頃思った事を書き込んでいます。
(容量の関係で、アップ後1年前後を経過した日記の画像は削除している場合があります)
小豆島オリーブマラソン(大会本番編)
当日は5時過ぎに起床。
ホテル周辺を散策した後にマラソンの準備。
7時前に朝食を食べて出発の準備、そしてウェアを着用。

今回のウェアは、
・水色/白の半袖シャツ(ナイキ)
・黒のハーフタイツ(CW-X)
・黒の5本指ソックス(CW-X)

で、足元は水色/白/銀のナイキのシューズ
ちなみにハーフタイツは4月に購入したもので、今回が初使用。


ウェアの上に黒のポロシャツとパンツをはき、
ホテルのマイクロバスに乗って坂手港のオリーブマラソン会場へ向けて8時に出発。
途中渋滞に巻き込まれたものの、8時25分頃に会場に到着。
前日受付の時と違ってブースや屋台で賑わい、
またランナーや応援の人でごった返し、身動きが取れない場所もありました。
この光景、最後に参加した7年前と変わっていませんでした。
同時に「ああ、帰ってきたんだな」と懐かしく感じました。

ゴール近くにシートを広げ、会場近辺でウォームアップ。
汗かきとはいえ、軽く走っただけなのにウェアには汗が・・・。
まあ5月の小豆島は晴れると初夏の陽気なのはわかってはいたけど、暑すぎる。

9時30分過ぎに戻り、水分補給。
キャップをかぶり、
家族に「11時40分から50分の間(1時間40分から1時間50分)に戻ってくる」
と伝えてスタート地点へ。
9時45分過ぎにスタート地点に並びましたが、既に多くのランナーが。
やっぱりというか当たり前というかキャップ着用率が高く、
一部のランナー、特に女性ランナーは紫外線対策で長袖を着用している人も。
私だったら間違いなく熱中症にかかること間違いなし。


今回参加する小豆島オリーブマラソンのハーフですが、
坂手港をスタートして草壁付近で折り返し、来た道を戻って二十四の瞳映画村へ向かい、
折り返してゴールの坂手港へ向かうコース。

このコース、スタート地点から草壁までは古江付近にアップダウンがある以外はほぼフラットで、
住宅地や町の中心部を通るので多くの声援を受けながらのランになりますが、
それに対し映画村へのコースは海沿いを走るので景色は格別ですが、
基本的にはアップダウンの繰り返し。
しかも声援をあまり受けない、ある意味タフなコース。
結果を出すかどうかはこのコースの走り次第。

今回の目標タイムは1時間45分。
7年前は若かったこともあり1時間40分を切っていましたが、もう40代。
それに今日は暑いし。

10時ちょうどにハーフがスタート。
同時に花火が打ち上げられました。
ロスタイムは33秒。

スタートしてすぐに県道に合流。
いきなりの上り坂でしたが、抜きたい気持ちを抑えて我慢しながらのラン。
そして下り坂になり、古江の交差点を過ぎたかと思うとまた上り坂。
ゆっくりペースで坂を上がると目の前にはホテルがあり、そこが最初の給水ポイントでした。
水を取るか迷いましたが、多くのランナーでごった返していたのであえて通過。
しかし空気は乾いてるとはいえ暑すぎる。ウェアは既に汗でびっしょり・・・。

坂を下り終えると今度は醤油の香りが漂うマルキン醤油の工場。
ここで初めての給水を受けました。

ちなみにこのオリーブマラソン、暑い時期に行われることもあって、
「1kmごとに給水あるんじゃねえか?」
と思うくらいあちこちに設けられています。
ただし水とスポンジだけですが。それでも十分。

警察署を通過し、苗羽の町に入ると目の前には約1kmのフラットな直線道路。
沿道からは地元住民の温かい声援を受けながらのランだったので苦にはなりませんでした。

ガソリンスタンドのあたりで左折し、安田の町へ。
町役場や学校、スーパーが近くにあるせいか、
ここから折り返し地点の間が一番応援があったと思いました。
しかし安田から先のコースは完全なフラットではなく、日陰はほとんどない炎天下でのラン。
給水ポイントがこまめになかったらペースダウンは避けられない状況でした。

草壁本町交差点の手前で折り返し。まだ4kmちょっと。
今度は来た道を戻る形で映画村へ。
暑さはだんだんと厳しくなってきましたが、
多くの給水ポイント、沿道の声援に後押しされる形で集中力を切らさずに走ることができました。

内海病院を過ぎたあたりで5kmを通過。ラップタイムは24:54。
この暑さを思えば上出来。

マルキン醤油付近の給水ポイントでシャワー(水道ホースを高く掲げただけですが)を頭に受け、
アップダウンが続く道を走り、古江交差点を右折。
いよいよ映画村へ。

しばらくは内海湾を右に眺めながらフラットなコースを走りましたが、それも500m先まで。
しかも10km近く走った身にはきついアップダウンが続き、声援もないに等しい状態。
日陰が多いのが救い。
事実このあたりから失速するランナーが目立ってきました。

しばらくして10kmを通過。ラップタイムは25:40。
イーブンペース。
ここから先の距離表示は「あと10km」「あと9km」のカウントダウン方式に。
そして右手には草壁港を出港し高松へ向かうフェリーの姿が。
そういや13:30出航のあのフェリーに乗るんやなあ。

分教場がある田ノ浦の集落まではカーブとアップダウンの繰り返し。
道幅も狭くなってきた。

やがて真新しい道幅が広い道路に出ましたが過去に何回か走ったことがある身としては、
「え?もうすぐ分教場?まだまだ先のような・・・」
と思いましたが、やはりまだ先だったようで、500mもしないうちに道幅が狭い道路に戻りました。

12kmを過ぎたあたりで再び道幅が広い道路へ。
遠くには岬の先端と映画村の建物が。もうすぐ田ノ浦の集落。

新しい道路を過ぎると右手には漁港、左手には分教場。
1kmほど走って映画村で折り返し。
ゴールまであと8km。

映画村近くの給水ポイントでは水とスポンジ以外にも氷があり、
氷を2個取ると帽子の中に入れて被りました。
普段なら頭がキンキンになるところですが身体中がホットな状態なこともあって、
気持ちよく快適に走ることができました。

隊列がばらけはじめ、頭がスッキリしたところで岬の分教場を過ぎたあたりでペースアップ。
この後アップダウンが続くけどお構いなし。
それにコースは大体は頭に叩き込んだのでどうにかなる。
そして走った後はそうめんと故郷が待っている。

ゴールした後の楽しみを思い浮かべながら走ったせいかリラックスすることができ、
上り坂も失速することなく通過。
そして18kmを過ぎてしばらくすると目の前には内海湾と池田、草壁の街並み。そして寒霞渓。

古江交差点を通過して再び県道へ。
そして10kmの最後方ランナーと合流。
最後の上り坂はさすがにペースダウン。

坂道を駆け上がり「あと1km」の看板を通過。
眼下には坂手港とマラソン会場、そして黄色いゴールアーチ。
ここまで帰ってこれた。

下り坂で一気にペースを上げ、県道を直進してオリーブバスの車庫を通り過ぎると
車1台通るのがやっとの道幅に。
でも声援がダイレクトに伝わり、その力を借りてさらにペースアップ。

マラソン会場の広場の周りを走る形で海沿いのコースへ。
前方には黄色いゴールアーチ。その近くでは家族が待っている。

ゴールまで残り50m。
家族が気づくように手を振って声を出して合図を送ったんですが・・・


気づいてくれなかった・・・しかも2人は背中を向けて遊んでたし。


通り過ぎた後も合図を送ったんですが、気づく気配なし。
普段ならそのままゴールするんですが、ついバックしてしまいました。

そして一声かけた後、目の前のゴールへ。
タイムは1時間47分48秒。
個人的には頑張ったほうで自分の走りはできたんですが、最後がねえ・・・。


その後、完走証とドリンクを受け取り家族の元へ。
妻が言うには「タイムよりもっと遅く帰ってくると思った」とのこと。
おいおい・・・。
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7年ぶりに参加した小豆島オリーブマラソン。
走る環境やコースはタフですが、そのかわり景色は素晴らしくて応援も温かく、
何よりも地元の方やスタッフが温かく迎えてくれたのがうれしかったです。
参加するには旅費などがかかりますが、できることなら来年も参加したいと思いました。
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次回はアフター編。
| DCT−65190 | - | 23:36 | comments(0) | - |









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