長距離走者のひとりごと

DCT−65190が鉄道趣味とマラソンと京都サンガ、そして日頃思った事を書き込んでいます。
(容量の関係で、アップ後1年前後を経過した日記の画像は削除している場合があります)
大阪渡船制覇ラン

遅くなりましたが6月16日に大阪市内に残る渡船を走りながら巡ってきました。


(参考)
大阪 渡船場マップ(大阪市HP)
大阪市の公営渡船(ウィキペディア)


ルートですが、自宅に近い木津川渡船場をスタートして、
鶴町渡船場→天保山渡船場→甚兵衛渡船場→千歳渡船場
→落合上渡船場→落合下渡船場→千本松渡船場
の順番で巡ることにしました。
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1.木津川渡船場(住之江区平林→大正区鶴町)
近くには新木津川大橋がどっしりと構えています。
基本的に大阪の渡船は大阪市建設局が管理していますが、
木津川だけは大阪市港湾局が管理しています。

8時30分過ぎに対岸の大正区側からやってきた渡船に乗船。
やってきたのは「第二松丸」。
他サイトによるとこの船は予備船らしい。
ちなみに大阪の渡船は係員が開閉する手動ドアですが、
木津川だけは管轄が違うせいか自動ドアでした。

8時35分過ぎに対岸の大正区に到着。
工場が立ち並ぶ道路を走って鶴町渡船場へ向かいました。
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2.鶴町渡船場(大正区鶴町→大正区鶴町)
8時40分過ぎに到着。
ここは一番距離が短い渡船です。

8時45分に対岸からやってきた渡船に乗船。
やってきたのは「八坂丸」。

乗船して2分もかからないうちに対岸に到着。
同じ鶴町にも関わらずそこは工場地帯ではなく住宅が立ち並んでいました。
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なみはや大橋(大正区→港区)
次に向かう天保山渡船場へはなみはや大橋を使いました。
今回は渡船が主役なので詳細は省略しますが、
大型船舶を通す為とはいえ、高低差がハンパないです。
ちなみに最近までは有料道路でしたが、2014年4月に無料化されました。

(参考)なみはや大橋(ウィキペディア)
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3.天保山渡船場(港区築港→此花区桜島→港区築港)
9時20分頃に到着。
近くには日本一低い山で有名な天保山があり、
乗り場近くには阪神高速湾岸線が覆いかぶさっていました。

9時30分になると出航のアナウンス。
USJのスタッフと思われる外国人を中心に20人前後が「桜」に乗り込みました。

約3分ほどで此花区側に到着。
ここで下りると次の便まで30分待たなければいけないので一旦下船し、
再び乗り込みました。

すぐに出航。
目の前には阪神高速湾岸線とマーケットプレイスと海遊館、そして観覧車が広がっていました。
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大阪臨港線跡
次に向かうのは港区と大正区を結ぶ甚兵衛渡船場ですが、
そこに向かうついでに2004年に休止されて2006年に廃止された大阪臨港線の廃線跡に立ち寄りました。

中央大通を経由してかつて浪速貨物駅と大阪東港貨物駅を結んでいた廃線跡のそばを通り、
池島小学校そばに架かる歩道橋を渡って浪速貨物駅へ。

かつての浪速貨物駅は佐川航空の営業所や市バス車庫(現在は閉鎖)に転用され、
看板とJRマークはそのまま残されていました。



三十間堀川に架かる廃鉄橋
大阪臨港線に残る数少ない構造物。



北上すると線路が残っていました。
もっと調べたかったのですが、今回の主役は大阪の渡船。
臨港線廃線跡巡りはまたの機会に。
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4.甚兵衛渡船場(港区福崎→大正区泉尾)
10時30分過ぎに対岸の大正区側からやってきた渡船に乗船。
やってきたのは「すずかぜ」。
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千歳橋(大正区北恩加島→大正区鶴町)
千歳渡船の北恩加島側から乗船する予定でしたが10時40分発に間一髪で乗り遅れてしまったので、
時間調整を兼ねて千歳橋を渡って対岸の鶴町へ。
千歳橋の最高到達点までは緩やかな階段やスロープだったので走るのは苦ではありませんでした。
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5.千歳渡船場(大正区鶴町→大正区北恩加島)
11時過ぎに対岸からやってきた渡船に乗船。
やってきたのは「ちづる」。
3分ほどの乗船でしたが船舶を避けながら船を進めていたので
川を渡る、というより海を越えるいう感じがしました。
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6.落合上渡船場(大正区千島→西成区北津守)
残すは大正区と西成区を結ぶ3航路のみ。
しかも3航路とも至近距離にあってデータイムは15分間隔なので好都合。

大正区役所や千島のショッピングモールを通り過ぎ、11時25分前に到着。
この渡船は民間業者(一本松汽船)に委託しているせいか船員の制服が異なっていました。

11時30分の「福崎丸」に乗船。
2分もかからないうちに対岸の西成区へ到着。
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7.落合下渡船場(西成区津守→大正区平尾)
下船してすぐ落合下渡船場の乗り場へ向かって南下。
しかし足取りが徐々に重くなりスピードも遅くなってきました。
対岸の大正区と違って工場ばかりで殺風景な風景が続き、
常にダンプカーや大型トラックが行き交っていました。

11時45分過ぎに対岸の大正区側からやってきた渡船に乗船。
やってきたのは「さざなみ」。
乗船時間は2分もかかりませんでした。
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8.千本松渡船場(大正区南恩加島→西成区南津守)
いよいよラスト。
しかし千本松渡船場までの距離は1キロちょっとで次の船は12時に出港。
下船した時は既に11時50分。
ギリギリ間に合うことは頭ではわかっていても「乗り遅れたらどうしよ?」と
心の中で不安になりました。

最後の力を振り絞ってペースを上げ11時58分に到着。
そして12時の「はるかぜ」に乗船し、2分ほどで西成区に到着。
3時間以上かけて大阪市内に残る8つの渡船を自分の足で巡ることができました。
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寄り道したり乗り遅れたりしたけどいろんな発見があって楽しかった大阪渡船巡りラン。
もう一度するか?と言われたら・・・・考えさせてください(^^;
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