長距離走者のひとりごと

DCT−65190が鉄道趣味とマラソンと京都サンガ、そして日頃思った事を書き込んでいます。
(容量の関係で、アップ後1年前後を経過した日記の画像は削除している場合があります)
小豆島オリーブマラソン完走記(大会本番編)


朝の小豆島


今回の勝負服。
京都サンガのレプリカユニ(2011-2012モデル CW-X)
通称キカイダーユニ(笑
ちなみにタイツはCW-Xの黒のハーフタイツ。



左:ハーフのスタート地点 右:ゴール地点


左:醤油を仕込む杉樽。ちなみに左の樽は新品です。
右:ステージと聖火台、そしてオリーブ女王



前回の続き。
今回は小豆島オリーブマラソンの完走記です。


6時前に目が覚めて朝食を食べた後、8時のマイクロバスで会場へ。
会場には15分ほどで到着しましたが既に会場は多くのランナーと観客で熱気に溢れていました。

9時過ぎに荷物を預けて準備運動。
予報では雨だったのですが8時過ぎから晴れ間がのぞき、やがてカンカン照りに。
朝の時点では「雨は降らないけど曇り空かな?」と思ったので
荷物と一緒に帽子も預けてしまったのでこれは予想外。
熱中症に陥りやすいレベルだし、それに少し身体を動かしただけで汗でびっしょり。
どうなることやら。

9時50分にスタート地点へ。100分台が集まるランナーの集団からスタートすることにしました。
また熱中症予防にキャップを被るランナーや
紫外線対策で長袖を着用している女性ランナーが目立ちました。

今回の目標タイムは1時間47分から1時間50分。
遅くとも48分台にはゴールしたいところ。



10時ちょうどにハーフがスタート。
ロスタイムは46秒。
最初の500mはアップダウンとテクニカルコーナーが続くコース。
あせる気持ちを抑えながら流れに乗る走りを心がけました。

1kmを過ぎたあたりのホテルで最初の給水ポイント。
ごった返していたので通過することも考えていましたが、
カンカン照りでユニは汗でびっしょりだったので水分補給。

坂を下り終えると今度は醤油の香りが漂うマルキン醤油の工場群。
ここでも水分補給。
しかし食べたかったな、しょうゆソフトクリーム(笑

ちなみに小豆島オリーブマラソンですが、
暑い時期に行われるのと熱中症予防の為に1〜2kmごとに給水ポイントが設けられ、
そこには水が、場所によっては水を含ませたスポンジやアミノバリューの提供がありました。
特にスポンジは助かりました。
身体を洗うように腕や首筋をこすってクールダウンさせることができました。

苗羽の町に入るとフラットな直線道路。
そして1kmほど走ってガソリンスタンドのあたりで左折して安田の町へ。
このあたりから集団がバラけてきたので自分自身のペースで走るようにしました。
苗羽も声援が大きかったですが、安田のあたりは商業施設が集中しているせいか
安田から草壁付近の折り返し地点の間が一番声援が大きいように思いました。
しかし暑いなあ。コースには影もないしキャップ被ってないし。熱中症には気をつけないと。

草壁本町交差点の手前で折り返し。今度は来た道を戻る形で坂手方面へ。
内海病院を過ぎたあたりで5kmを通過。ラップタイムは28分ちょっと。
スタート直後のロスタイムと混雑、そして熱中症予防のためペースを落としたとはいえ、
予定よりも1分以上遅れてるな・・・。

安田の交差点を通過したあたりで見たことがあるウェアを着たランナーにゆっくりと抜かれましたが、
よく見ると水色をウェア、背中には「マルナカ」の文字が。
あれはまさしくカマタマーレ讃岐のユニ。
ライバル心が燃えたのとペース的には私より若干速かったのでペースランナーに仕立てました。
そのおかげでキロ5分前後までスピードアップ。

しばらくは距離を空けてついていきましたが、マルキン醤油を通過したあたりで彼はペースアップ。
無理についていくとつぶれること間違いなしだったのでここで諦めました。

マルキン醤油付近の給水ポイントのシャワーを浴びてリフレッシュさせ、古江交差点を右折。
いよいよ岬の分教場へ。
ここから先のコースは今までのフラットな市街地コースから一変して、
一部を除いて緩やかなアップダウンが続く道幅が狭いコース。
同時に田浦地区を除いて人家はほとんどない、ただ黙々と走るだけ。
しかもランナーの多くは自然と列を形成するように。
個人的には市街地コースも好きですが、小豆島の海や山々を眺めることができるこのコースが気に入っています。

やがて10kmを通過。ラップタイムはキロ5分ちょっとの予定通りのペース。
ここから先は「あと10km・・・あと9km・・・」のカウントダウン方式に。
そして右手には私が小豆島を離れる時に乗り込む、草壁港から出航するフェリーが見えました。

しばらくすると私を追い抜いたカマタマーレ讃岐ユニを着たランナーの姿が近付いてきました。
見たところ失速している感じ。
しかもその前には青色のウェア、背中には「大塚製薬」の文字が。
あれはまさしく徳島ヴォルティスのユニ。
思わずペースアップ。
そして一般的なウェアを着たランナーを挟んでいたとはいえ、
「Jリーグユニを着たランナーのジェットストリームアタック」
が完成しました(笑
「ウェアの色が青・水色・赤&紫とバラバラやん!」というツッコミはなしで^^;

その後カマタマーレユニのランナーは市街地で足を使ったのかさらに失速、
ヴォルティスユニのランナーは私より走力があるようでじわじわと視界から消えて行きました。

しばらく走ると2車線道路へ。岬の分教場までもうすぐ。
ここから眺める小豆島や海が素晴らしかった。
無意識にペースが上がりました。

再び山中に入ったと思えば再度2車線道路へ。
目の前には岬と映画村の建物、そして田浦の集落。

右手に漁港、左手には分教場を見ながら通過し映画村へ。
近くの土産物屋ではソフトクリームを売っていました。
あー、食べたいなあ(笑

映画村を過ぎたあたりで折り返し。ゴールまであと8km。
あとは来た道を戻るだけ。

映画村近くの給水では水とスポンジ以外にも氷があり、
氷を5個ほど取って首筋や頭を冷やしました。
あー気持ちよかった。
そのおかげか、アップダウンが続くにも関わらず、無意識にペースが上がりました。

それに13時30分に草壁港を出港するフェリーに乗らなければいけないので、
なるべく早くゴールしないと。
1時間50分でゴールしたら11時50分、
13時前には草壁方面のバスに乗るのでその間にそうめんを食べたり土産を買ったり着替えたりしなければ。
イヤでもペースが上がりました。

残り4kmのところで緩やかに上って一気に下ると目の前には内海湾と寒霞渓。
もうひと踏ん張り。

古江交差点を通過。あと1.5km。
しかし仕掛けどころが早すぎたようで足を使ってしまい、最後の上り坂で一気にペースダウン。
じわじわと抜かれるようになりました。

何とか上りきり「あと1km」の看板を通過。
目の前には坂手港とマラソン会場。
もうすぐゴール。

下り坂を使ってペースアップ。
足は限界を迎えてるけどお構いなし。
そして沿道の声援が力に。



坂手バス車庫のあたりで残り500m。
そしてマラソン会場の周りを走って海沿いのコースへ。
残り約200m、最後の直線、その先には黄色いゴールアーチ。


最後の直線は猛ダッシュでゴール。
タイムは1時間49分12秒。
種目順位(ハーフ男子40歳代)は210/733。
総合順位は627/3252。

目標の1時間50分はクリアできたけど、
ラストの失速がなければ47分台から48分台でゴールできたかも?


(続く)
| DCT−65190 | - | 00:19 | comments(2) | - |
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    
<< June 2015 >>
+ SELECTED ENTRIES
+ RECENT COMMENTS
+ RECENT TRACKBACK
+ ARCHIVES
+ LINKS
+ PROFILE