長距離走者のひとりごと

DCT−65190が鉄道趣味とマラソンと京都サンガ、そして日頃思った事を書き込んでいます。
(容量の関係で、アップ後1年前後を経過した日記の画像は削除している場合があります)
京都マラソン完走記 第3夜 〜京都修行〜
西賀茂橋までを北上しましたが本降りになった雨と冷たい向かい風に苦しめられる我慢の走り。
そして折り返した途端、雨は止み、風は追い風。

上賀茂神社付近を通過したあたりで左胸に何か違和感が。
よく見るとウェアの左胸付近につけていた絆ステッカーが剥がれそうになっていました。
やはり雨で粘着力が弱くなったか?
何とかゴールまで持ってほしい・・・と思いましたが、
20kmを過ぎて北山通に進入する手前で胸元を見ると、
絆ステッカーはどこかで剥がれてなくなっていました。

21kmあたりで北山通を東へ。
沿道の応援がすごい、とは聞いていましたが確かにそうでした。
この区間は京都シティハーフマラソンで走った時は声援が絶え間なく続いていましたが、
今回はフルなのでハーフよりもスピードを落としていたので
沿道の声援や表情をじっくりと確認することができました。
寒い中での応援有り難かったです。

地下鉄北山駅付近で中間点を通過。
タイムは1:58:03
スタートのロスタイムは3分ほどで、サブフォーを達成する為には
残り約21kmを2時間5分で走らなければならない計算に。
ちょっと微妙な感じ。でもやるだけのことはやらないと。

鞍馬街道の交差点を通過し、自動車教習所のあたりで左折。
いよいよ京都マラソン最大の難所。狐坂へ。
途中の給食ポイントではチョコレートがあったので大量に補給。
お腹が空いてきた。エネルギー切れの前兆か?

やがて狐坂が姿を現しましたが、確かに勾配はハンパじゃなかったです。
でも距離はそんなに長くなさそうだし、勾配も練習で走ってる新木津川大橋と変わりないかも?

狐坂を走った完走ですが、20km以上走ってきた足には辛く感じましたが距離が短いのが救いでした。
それに個人的には坂道を走るのは嫌いではないし。
むしろそばを走っていた旧道(現在は歩道)のほうが勾配も坂もキツそうに見えました。

狐坂を上りきると400mほどの長さのトンネルに進入。
ほのかな黄色い照明の中を自分の足で走るのはある意味新鮮でした。

トンネルを抜けてしばらくするとそこは国際会館。
個人的にはこのまま国際会館を通過して白川通を南下したかったなあ。

折り返して走ってきた道を戻り、再びトンネルと狐坂へ。
途中の給食ポイントで八つ橋がありましたが、
空腹で甘いものが大好きとはいえ大量に取ってしまいました。
5個は取ったと思う。
ノーマル1個、さくら2個、黒ゴマ2個だったかな?
どっちにしろ、八つ橋にありつけなかった後続のランナーの皆様ごめんなさい。

トンネルを抜けて狐坂へ。
天気がよければ京都市内中心部を眺めることができるそうですが、
あいにく雨雲ではっきりと見えませんでした。
しかし風が冷たいなあ。身体が冷えないか心配。

スピードを抑えながら狐坂を通過し、再び北山通へ。
このあたりから冷たい風が強く吹き始め雨もパラパラと。
道幅が狭くなり容易に追い抜きはできなくなったけど、我慢の走りをするのは好都合。
でも修学院手前の折り返し地点までこんなに長かったっけ?
松ヶ崎からは1kmくらいしかないのに。
メンタルがヤバくなってきた証拠かも?

27kmあたりで折り返しましたが下鴨中通までの2kmが長いこと長いこと。
身体が冷え始め、路面に水たまりがあちらこちらに。
それを避けながらだったので余計な体力とストレスがかかりました。
そして私の周辺に限ってランナーがそんなにいなかったので風の影響をモロに受ける状況。
それに八つ橋を大量摂取したにも関わらず空腹感は相変わらず。
やばい、気持ちが切れそう。ペースも落ち始めてきた。
でも立ち止まったら最後。

結局は気持ちが切れることなく北山駅を通過し、下鴨中通を南下。
追い風だったのが救いでしたが、折り返し地点を過ぎると逆に冷たい向かい風。しかも本降りの雨。
北山駅まで1kmもないのに余計に長く感じました。

北山駅付近で左折し再び北山通へ。
風も向かい風から横風になっただけで冷たい強風なのは相変わらず。
突風で給水所のドリンクが風でなぎ倒された箇所もありました。
しかしながら駅前ということもあって沿道の声援は多く、心が折れそうな身には励みになりました。
それと沿道でもらったオレンジ、美味しかった。

賀茂川を越えたあたりで加茂街道を南下。
追い風になり雨も止んだのは救い。
さらに前方に京都サンガユニを着た女性がいましたが、
走力がほぼ同じだったのでペースメーカーに仕立て、走るペースも速くなりました。
もしかしたら4時間切れるかも?
そう思うと萎えかけていた気力が復活しました。

河川敷の手前で彼女を抜き、坂を下って鴨川河川敷へ。
ゴールまで残り10kmを切りました。

(続く)
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