長距離走者のひとりごと

DCT−65190が鉄道趣味とマラソンと京都サンガ、そして日頃思った事を書き込んでいます。
(容量の関係で、アップ後1年前後を経過した日記の画像は削除している場合があります)
大阪マラソン完走記5(芦原橋〜玉出〜住之江公園)
(いよいよ西成区へ)
芦原橋付近でなにわ筋を南下。
今から思えばここから1kmちょっとの道のりが一番きつかったです。
道幅が広くなって高層建築物が少なくなり、はるか先まで見渡せる道路を走り
ランナーだけでなく沿道の応援も若干少なめ。
精神的に参りそうになりました。

国道43号線を通過したところで西成区に入り、出城付近で左折すると状況は一変。
交互通行の2車線道路になって道幅は狭くなり、しかも道路沿いには古い住宅が立ち並び、
沿道の応援も地元の人ばかりで、みなさん熱心に応援してくれました。
沿道で応援してくれている人、そして一緒に走っているランナーと励ましあいながら笑顔で走ることができ、
ここで折れそうになった気持ちを取り戻すことができました。


(応援が熱すぎ^^ 国道26号線)
今宮工科高校の裏側を通り、国道26号線と合流して南下。
「ここから先は応援が寂しくなるなあ・・・それに玉出まで単調な風景やし」と思っていましたが、
沿道には地元大阪のおっちゃん・おばちゃんを中心にいろんな意味で熱い応援が・・・。
それが玉出まで延々と。
これはいい意味で予想外でした。
特に仮装などの目立つ格好のランナーには必ず声をかけて応援している感じで、
京都サンガの派手なユニで走っているせいか、何度も何度も見知らぬ沿道の人達が私を応援してくれました。
さすがに私の前を走っているペースメーカー代わりのチアガールには負けましたが^^;
しかもハイタッチを求めてくる人も多く、何十人とハイタッチしたことか^^
ただ、身体を右側に傾ける、不安定な体勢で走りながらのハイタッチになったので、
さすがに途中からは疲れてきました。
でもわざわざ沿道で声援を送ってくれている人達には応えなければいけない、というのもあったので、
疲れてきたらハイタッチの列が途切れたのを見計らって道路の真ん中に移動し、
余裕が出てきたらコースの端に戻ってハイタッチ、を繰り返しながら国道26号線を南下しました。

気持ちを切らさずに岸里を通過し、南海汐見橋線の鉄橋の下を通過。
沿道の人達は多少は少なくなりましたが、応援が熱いのは相変わらず。
そして玉出に近づくにつれて沿道にはあふれんばかりの人達が。
それと同時に玉出駅付近のマクドナルドや振込で利用している金融機関、
地下鉄の乗り場など見慣れた光景が姿を現し、
いよいよ帰ってきたんだな・・・というのを実感し、疲れもどこかへ飛んでいった感じがしました。

玉出付近で30km地点を通過。
近くのマクドナルドからはいい匂いが。
無性に食べたくなってきた(笑

26kmを通過した時点での24km〜26kmのラップタイムは11:11
28kmを通過した時点での26km〜28kmのラップタイムは11:15
30kmを通過した時点での28km〜30kmのラップタイムは10:56
見事なまでに安定した走り。


(実家通過、そして接待、そしてストップアンドゴーの繰り返し 南港通〜新なにわ筋)
玉出交差点を右折し、いよいよ両親や知り合いが待つ南港通・新なにわ筋へ。
親戚がいるかもしれない・・・と思い、沿道に視線を送りながら意図的にペースを落として走りました。

ココイチ、吉野家、ミスド、など見慣れた光景を眺めつつ、
「(市バスで通っている)このコースを自分の足で走ってるんやなあ・・」
と思いながら阪神高速堺線の下を通過。
同時にカレーや牛丼、ドーナツの匂いがコースを漂い、マクド以上に食べたくなりました^^;
確かにお腹が空いてきたなあ・・・。

阪急ストア、スギ薬局を過ぎたあたりで西成区と別れて住之江区へ。
ここから先は正真正銘のホームタウン。
地下鉄の駅が近づいてきたこともあり、玉出を過ぎて少なくなっていた応援の数も再び多くなってきました。

そして北加賀屋へ。
ここには私の両親が住んでおり、妻とわが子もここで応援しているとのこと。
前もって通過予定時刻は12時から12時30分の間・・・と伝えていましたが、
時刻は12時5分前。時間は大丈夫。
道路の右側を見ながら走っていると・・・2階では妻とわが子が窓から顔を出していました。
家の前で立ち止まり大きな声を出し、大きく身振り手振りでアピールすると、気づいてくれました。
妻は大きな声で両親を呼び、わが子は持っていたバルーンスティックを叩いて喜んでいました。
ちょっとだけ立ち止まって会話し、再びゴールへ向けて・・・の予定でしたが、
父親がいなかったことに気づき、一旦バック。
父親は家の近くにいたようで、何とか顔を合わせて会話することができました。

その後、近所の美容院や喫茶店の人にも声をかけてもらい、北加賀屋を左折して新なにわ筋へ。
次は住之江公園までの間にある給水ポイントでも立ち止まらなければ・・・。

32km地点を通過し、給水ポイントを通過・・・するはずでしたが、
ここでボランティアとして働いてきたご近所さんとバッタリ会いました。
もちろん?立ち止まりました。
しかも30秒ほどでしたが、まわりのボランティアの人と一緒に喋っていました^^;

まあ喋るのはいいんですが、
「この子はな、駅前の○○さんの息子や」(これはいいとして)
「前までちっちゃかったんやけどなあ」(かなり前の話なんですけど)
「小学生の時はいつも(以下略)」(いや、そんな過去の恥ずかしい話をせんでも)

などなど、完全な世間話&逃げたくなるような話をしていました。
給水を受け取ったランナーはその光景を見てどう思ったんだろうか?

給水所を離れて再び走り始めましたが、今度は給食ポイントで立ち止まらないと。
住之江競艇のあたりで給食ポイントがありましたが、品揃えの豊富なこと!
野菜、果物、まんじゅう、巻き寿し等・・・
大阪市商店会総連盟の提供とはいえ、大阪らしい食材ばかりでした。

ここでは商店会の会長と会うことができ、ここでは1分以上滞在しました(笑
「君が○○(居酒屋の屋号)の親戚か」
「ようここまで頑張った」

という会話やデジカメでの記念撮影だけでなく、
「これも食べ」
「それも持って走れ」

といろんな食材の接待攻勢を受けました(笑
#母方の親戚が海老江で居酒屋を経営しているんですが、その商店会に加盟しています
#親戚もボランティアに参加する予定でしたが、当日宴会の予約が入ったので不参加

正直たくさん食べたかったのですが、住之江公園から先が本当の勝負であまり立ち止まりたくなかったのと、
大量に食べるとお腹に負担がかかりそうだったので最低限の食材だけ頂きました。
それに息遣いも荒くなり、まともな会話ができない状態になってたし。

32kmを通過した時点での30km〜32kmのラップタイムは11:48
1分ほどタイムが落ちたけど、実家のそばで立ち止まったから仕方ない。


再び走り始め、住之江公園を右折。
ここからが本当の勝負。
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