長距離走者のひとりごと

DCT−65190が鉄道趣味とマラソンと京都サンガ、そして日頃思った事を書き込んでいます。
(容量の関係で、アップ後1年前後を経過した日記の画像は削除している場合があります)
讃岐うどん巡り・J2観戦・そして帰省(その2)
かなり遅くなりましたが、高松から鳴門へ向かう道中と
「後半ロスタイムの出来事しか鮮明に覚えていない」ヴォルティス-セレッソの観戦記を。


10時前から12時過ぎまで讃岐うどんを満喫した後、
一旦高松へ戻り某カフェで時間をつぶして1345過ぎに高松駅に行くと、
既に「うずしお13号」は入線していました。
編成はN2000系の2連。先頭車の前4列が指定席で、それ以外は全て自由席。
本当なら先頭車両の「最前部の自由席」に座って前面展望を楽しみたかったんですが、
雨が激しくなってきたので最後尾の車両に乗車しました。

14時8分、窓側の座席が埋まった状態で高松を発車。
勝瑞までの約1時間の間、N2000系の走りを満喫しました・・・と言いたいところですが、
実際は引田まで爆睡していました(苦笑

引田を発車したあたりで目が覚めましたが、それでもウトウト。
覚えているのは讃岐相生を通過したあたりで「走る男」が下った大阪峠の峠道が見えたこと、
「うずしお」が急勾配の大阪峠を軽快に、カーブも速度を落とさずに通過したこと、
峠を越えると徳島県は晴れ間がのぞいたことくらい。

板野を停車したあたりで完全に目が覚め、鳴門線の分岐駅である池谷を通過し、勝瑞で下車。
ここで鳴門行普通列車に乗り換え。

反対側のホームには既にキハ40を使用した鳴門行普通列車が停車中。
接続しているとはいえ、接続時間が1分しかなかったので急いで乗車しました。

15人ほどの乗客を乗せて勝瑞を発車。
池谷から鳴門線に入りましたが、高徳線を高速走行したN2000系特急「うずしお」と違い、
乗車しているのは駅間が短い鳴門線。
車両は国鉄型で、しかもエンジンを換装していない一般型のキハ40。
走りや居住性にかなりのギャップがありました。
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(ここから先はダイジェスト形式で・・・)
15時36分、終点の鳴門に到着。
駅構内には徳島ヴォルティスののぼりが立てられ、
駅名標にはエンブレムのステッカーが貼られていました。

ホテルに荷物を置いてから1630前にポカリスエットスタジアムへ向けて出発。
20分以上歩いて17時前に到着。

今日の相手は第16節終了時点で12勝2分2敗と絶好調なセレッソ大阪。
セレッソの主力3人が出場していないとはいえ、どこまで健闘できるか・・・

徳島ヴォルティスの34人の選手の中で元京都サンガの選手は、
5:登尾 6:米田(めた) 7:徳重 8:倉貫 21:上野 29:六車
の6人。
米田選手がベンチスタート、六車選手がサイン会要員でしたが、他の4人はスタメンでした。

○試合前・試合中の出来事○
・平日開催ということもあり、観客は2782人
・おまけに気温は18℃で冷たい強風が吹いていました 半袖Tシャツだったので震えながらの観戦
・珍しくビール2杯飲んじゃいました
・おつまみの小松島のちくわは美味い!(^^
・スタジアムは全席自由席 メインスタンドはほぼ満員
・徳重選手、ヴォルティスサポに愛されてます 一部のセレッソサポにも
・メインスタンドでの応援スタイルは手拍子とメガホン
・ゴールチャンスになると、ゴール裏を中心に阿波踊りで用いられる鉦(かね)が打ち鳴らされる
・上野選手、スーパーセーブ連発
・前半終了間際のスンジン選手のシュートすげえ!ポスト直撃だったのが惜しかった
・徳重選手の見た目のクール&セクシーさと、ボール扱いの素晴らしさは相変わらず
・美濃部監督が常にキレ気味なのも相変わらず(^^;
・開始直後に先制したものの、すぐに追いつかれ、1-1で前半終了
・強風の為、ホーム100試合開催を記念する100発の打ち上げ花火は延期
・後半開始直後に逆転され、1-2に
・後半途中からセレッソは守備重視に
(ダイジェスト形式終わり)
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後半35分過ぎからリードしていたセレッソは遅延行為手前の時間稼ぎが目立つようになり、
セレッソ寄りの判定にイライラしていた美濃部監督は徐々に声を荒げるようになりました。
#後半ロスタイムでの時間稼ぎは勝ってるチームは大抵するけどね

そして後半のロスタイムは4分。
さらに時間稼ぎはエスカレートに。
ピッチ上で倒れこんでいる選手に交代の指示が出されたにも関わらず、
ピッチから出ようとしない選手や担架を要請しない主審に、スタンドの観客からもブーイングが。
#実は私も滅多にしないブーイングを
#かなりアツくなっていたせいか、その時に元京都サンガの平島選手が投入された事に気づきませんでした

そしてロスタイムが2分経過した時にあの出来事が・・・。

(美濃部監督退席 youtube)

ヴォルティスの選手がスライディングでボールを奪おうとした際にセレッソの選手の足にも当たり、
主審はヴォルティスのファールの判定。
その判定に激怒した美濃部監督はペットボトルを地面に叩きつけ、退席処分に。

これには選手やスタッフが詰め寄り、ピッチ内は大荒れ。
ゴール裏だけでなくメインスタンドからもブーイングと怒号でスタジアムは異様な雰囲気に。

美濃部監督が退席し、小笠原コーチが監督代行に。
退席する際、スタンドからは励ましと拍手が起きました。

約2分の中断を経て試合再開。
そして暴動が起こってもおかしくない雰囲気だったスタンドはブーイング&怒号から、手拍子&声援に。
それに後押しされたかのようにヴォルティスの選手は相手ゴールへ攻撃を仕掛け、応援もヒートアップ。
そしてサイドから上げられたボールを石田選手がヘディングシュートでゴールネットを揺らした瞬間、
ゴール裏だけでなく、メインスタンドも立ち上がってお祭り騒ぎ状態になりました。
私も思わず声を上げ、鳥肌が立ちました。

そして試合終了。
もちろんスタンドは試合終了間際の同点ゴールが決まった時と同じようにお祭り騒ぎ状態。

その後審判団はピッチを去る際にメインスタンドからは大ブーイング。
逆に選手が挨拶に来ると観客はスタンディングオーベーションで勝ったかのように出迎えました。

しばらくスタンドに留まり、まわりの人たちと談笑しましたが、
普段はメインスタンドの観客はおとなしいとのこと。
おそらくセレッソ寄りの判定と、時間稼ぎでのイライラが美濃部監督の退席処分で一気にストレスが爆発し、
同時にスタジアムが一体になり、その結果「魂のこもった」同点ゴールにつながったのでは、
とも思いました。

その後、21時10分過ぎからスタジアム外で行われた選手インタビューの会場へ。
今回は元京都サンガの登尾選手。
2分ほどでインタビューは終わり、サイン入りミニタオルの投げ入れ。
その後サポーターへの即席サイン会。
私は登尾選手が表紙のマッチデープログラムにサインを入れてもらいました。

この後サポーターと一緒に選手やスタッフを乗せたバスを見送るつもりでしたが、
雨が強く降ってきたのでタクシーで戻りました。
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今回の試合は劇的な結末を迎えたこともあってメインスタンドが熱くなり、
スタジアム全体が一体となった試合でした。
このような試合を生で観戦できてよかったです。
入場料以上の価値がありました。

それと同時に去年までの万年最下位のダメダメなチームではないことも実感しました。

今後、天皇杯やサテライトなどで京都サンガと対戦する日が来るかもしれませんが、
「相手はカテゴリーがひとつ下の『J2』」ではなく
「相手は同じJリーグ」という気持ちで戦わないと痛い目に遭いそうな気もしました。
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>今日入籍6年の記念日
おめでとうございます。
お互いに笑顔が絶えない家庭を目指して頑張りましょう!
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「アリエナイ瞬間、ガアル」(2005年のJリーグキャッチコピー)からサッカーのサポーターはやめられない。
| DCT−65190 | - | 15:01 | comments(0) | - |
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